便秘を改善するための生活習慣のポイント

便秘は毎日のちょっとした事の積み重ねが原因となっている事がありますので生活の中で気を付けたいポイントを押さえておきましょう。

水分をしっかり摂る
出来ているようで意外とできていないのが水分補給です。一日に何度も何かを飲んでいる、という場合でも、その飲み物がコーヒーや紅茶などのカフェインを含む物やアルコールの場合、利尿効果があるため、飲んだ水分以上に排泄している事があります。特に便が硬いためいきみ辛い人は要注意です。朝、起き抜けに白湯や水などをコップ一杯飲むようにするだけでもかなり違って来ます。お茶はカフェインを含まない物を選ぶのもおすすめです。

歩いて下半身を動かす
便秘の原因としては座りっぱなしで同じ姿勢を取る事も含まれます。運動不足による筋力低下の他、腰回りのうっ血や骨盤の歪みなど、長時間のデスクワークは便秘の原因となる要素がたくさん含まれています。できれば散歩をしたり一駅分歩くなどが理想的ですが、それが難しい場合は30分~1時間に一回は立ち上がって同じ姿勢を取り続けないようにしましょう。

ストレスをためないようにする
ストレスを抱えると緊張状態が続くため、自律神経の働きが狂い、便秘の原因となる事もあります。ストレスの原因が簡単に取り除けない場合日光を浴びる事で、心が安定するセロトニンというホルモンが分泌され、寝付きも良くなります。朝、最低10分程度日光を浴びてみましょう。

食事のバランスを考えて摂る
極端に食事量を減らしたり自己流の糖質制限なども便秘の原因となります。特に朝食を抜くと腸が刺激されず、本来であれば一番排便が起きやすいはずのタイミングを逃しがちです。また、繊維質を含む物や発酵食品など便秘に良いとされる物でも、特定の物ばかり食べていたのでは効果が発揮されません。色々な物をバランス良く食べましょう。

トイレに行きたい時、我慢をしない
便意を我慢していると便意を感じにくくなるため、自分の排便が起きやすい時間帯を把握してトイレに行けるようにしましょう。