合蹠(がっせき)腸マッサージ
副交感神経を優位にするマッサージですが、足の裏と裏を合わせる合蹠(がっせき)のポーズで行う物です。骨盤の歪みは腸が下に落ち込む原因ともなりますので、骨盤ケアも合わせて行えるマッサージをする事で落下腸が原因の便秘の改善も図ります。

1.仰向けに寝て、足の裏と裏を合わせてひざを開きます。
2.両腕も開いてそのまま1分ほど深呼吸します。
3.両手で右回り(腸の流れと同じ向き)でゆっくり円を描きます。
4.段々円を小さくしていき、最後はお腹に手を当ててリラックスします。

めぐりをよくする「合蹠(がっせき)腸マッサージ」

便秘のためのマッサージを行う上での注意点

マッサージの時、爪は切って手を温めておく
ネイルなどで爪が長いと肌を傷付けますのでマッサージの時は避けます。また、冷え性などで手が冷たい人はそのままマッサージを行うとお腹を冷やしてしまいますので手を温めてから行って下さい。

マッサージが向かない便秘の場合もある
便秘の種類にも色々ありますのでマッサージの刺激で痛みを感じる場合もあります。その場合はマッサージを避けるようにします。強すぎる力で揉んだり、極端な頻度で行う事も避けましょう。一般的に、腸の動きが過剰になって起こる痙攣性便秘の場合は、マッサージは避けます。

体調が普段と違う場合、マッサージは避ける
妊娠中の場合は、便秘対策のマッサージを行っても良いかどうか主治医に相談してから行って下さい。また、食後すぐや飲酒している状態も避けます。