便秘とマッサージの関係

便秘が起きる原因の一つとして、腸の動きが鈍る事があります。動きが鈍る原因は様々ですが、他の臓器と異なり、腸は体の外側からマッサージする事で刺激する事が可能です。

また、動きが悪くなった腸を刺激するだけではなく、マッサージによって副交感神経が刺激され、緊張がほぐれてリラックスする事ができます。腸は緊張を司る交感神経ではなくリラックスを司る副交感神経が活発な時に働くのでストレスなどから来る便秘にも有効な手段と言えます。

便秘に効果のあるマッサージの方法5選

おへその回りをさする
基本はまず、冷えたり固まったりしている部分を暖めてほぐす所からスタートします。おへその周りを掌で温めるようにしてさすります。おへそ回りを触ってひんやりしている場合は特にしっかり温めましょう。撫でる程度の強さで10~20回程度繰り返します。

「の」の字を書くようにさする
おへそ回りからお腹全体をマッサージする方法です。気持ちが良いと感じる程度の強さでお腹全体を「の」の字を書くようにさすります。10回程度が目安です。便がたまっている場合、堅く感じる部分などがあるかと思いますが、無理に押したりせず優しく触るようにしてみて下さい。