下剤を服用する際のデメリット、注意点

原因に合っていない便秘薬はデメリットになる
一口に便秘と言っても腸が動かない、繊維が足りていなくて物理的に押し出せない、ストレスで腸が過剰に働いて良い状態の便が出ない、など理由は様々です。特に腸が過剰に働くタイプの便秘に腸を動かす事で効く刺激性下剤を使ってしまうと腹痛の原因になります。また、生活を改善しないまま薬で得られる刺激に頼って排便していると腸自身の働きが弱ってしまい、薬を飲んでも便が出なくなってしまう事もあります。

2.体を動かす事で便秘を改善するガス抜き体操

体を動かす量が足りない事が原因で、腸の動きが滞って便秘の原因となる事もあります。その場合、腹式呼吸を伴う運動をする事で腸に刺激を与えてお腹のハリを改善しガスを抜く効果が得られます。

基本は仰向けになって膝を抱えるポーズになります。

ガスぬき 5分でできる便秘解消体操

簡単にできますのでお腹が張っていると感じた時におすすめです。

3.すぐに試す事ができる、便秘対策

起き抜け・空腹時に白湯を飲む
シンプルな方法ですが、水分不足、腸の運動低下、冷えなど幅広い原因の便秘に対応しています。熱いお湯をカップに用意し、40~50度ほどに冷ました後5~10分かけてゆっくりと飲みます。冷えからくる便秘ではなく、体が熱気を持っていて冷たい水でも大丈夫という人なら水でもかまいません。水分が入る事で腸を刺激して排便が促されます。

手首から指4本分ほど下の所(真ん中)を押す
支溝(しこう)と呼ばれる、体の水分代謝などを整えるツボがあります。3秒押して3秒離す、を何度か繰り返してみて下さい。効きやすい人の場合、すぐに効果が出ます。