心因性の便秘はストレスから来る胃痛などが原因
ストレスが便秘の原因になる事もあります。この場合、便秘と同時に神経性胃炎が起きる可能生があります。神経性胃炎が原因の吐き気は様子見では改善が難しく、医師による治療が必要となりますので便秘の他に、胃痛とセットで吐き気が来ている場合は内科で診察を受けてみましょう。

気を付けたいのは器質的便秘による吐き気
便秘の原因が生活習慣やストレスではなく、腸の疾患による物である場合は、早急な受診が必要となります。腸捻転や腸閉塞、大腸癌といった重い疾患が原因の便秘は、便と一緒に血が出たり、激しい腹痛や悪寒が症状として表れます。特にそれまで便秘の経験がなかった場合は要注意です。

便秘で吐き気が起きてしまったら

吐き気は我慢しない
便秘で吐き気が起きた時は、お尻から排泄できないために嘔吐で排泄しようと体が働いている時ですので、我慢をせずに吐きましょう。吐いた事で腸のぜん動が正常に戻って便秘が改善する事もあります。

吐き気がある時は固形物を摂らない
特にお腹が便でパンパンになっているような時は排便があるまで食事を避けます。特に、お腹の中で膨らむ食物繊維など、便のかさを増すタイプの食べ物は避けて下さい。

どうしても出ない時は医師の診察を受ける
セルフケアや市販薬で改善しない時は医師の治療を受けましょう。市販薬より効き目が強い物を処方してもらえたり、場合によっては摘便などの処置を受けることもできます。